韓国留学

韓国の気候

 韓国の気候と服装

 韓国の地形は南北に細長い形をしています。ソウルの緯度は日本の新潟市とほぼ同じ一にあるので互いに気候が似ており、南下するに従って比較的温暖な気候な気候となります。

 また、韓国にも日本と同様四季がありますが、 どちらかと言うと、韓国は四季の変わり目が激しいので、急に暑くなったり、寒くなったりすることがあるので服装には十分注意するようにしましょう。

 なお、道が舗装されていても、ところどころでこぼこしていたり、時には陥没しているところが多いので、雨の日や翌日は道路に水が溜まりやすく歩きにくいことが多いので注意が必要です。

春(3月~5月)

3月の中旬頃までは、雪が降ることも珍しくなく、薄手のコート類が必要です。
4月に入ると急に日中の気温が高くなりますが、朝晩はまだ冷え込むことがあります。
5月に入ると夏のように暑い日が続くこともあり、半袖で過ごせる日も多くなってきます。ただし、雨の日は気温がぐっと下がるので薄手のカーディガンなどで調節するようにするといいでしょう。

夏(6月~8月)

韓国は6月から7月にかけて梅雨のシーズンです。傘など雨具の準備を忘れないようにしましょう。この時期は毎年各地で洪水などの水災害が起こります。
道が舗装されていてもところどころ、でこぼこしていたり、時には陥没しているところも多いので、雨が降った日や翌日は道路に水が溜まりやすく、歩きにくいことが多いので注意が必要です。
なお、梅雨が明けると気温が急激に上がりますが、日本ほど湿気が高くないので暑い日もさらっとしていることが多く過ごしやすいかもしれません。ただし、熱帯夜が続くと特にクーラーのない部屋では蒸し風呂のようになります。
ソウル市民の中には、熱帯夜になると漢江の川辺で夜通しで夕涼みをする人がたくさんおり、毎年ニュースの話題にのぼるほどです。

秋(9月~11月)

9月は台風が来ることもありますが、暑くも寒くもなく比較的穏やかな天気が続きます。
10月になると紅葉の美しいシーズンで観光地はたくさんの人でにぎわいます。
11月に入ると序々に気温も下がり出すのでジャケットなどを準備して風邪を引かないように注意しましょう

冬(12月~2月)

韓国の冬は『三寒四温』と呼ばれ、三日寒い日が続くと4日目は暖かくなるというパターンが続きます。ただし、韓国の冬は寒さがたいへん厳しいので零下になることもしばしばなので、外出する日には、防寒対策を忘れないようにしましょう。また、現地の人の中には手袋もあまりせず、薄着をしているように見えることがありますが、それは寒さに慣れているためでしょう。
気候に慣れるまでは無理をせずに万全の防寒対策をするようにしたほうが無難です。
なお、韓国では一歩室内に入ればほとんどの家庭で『オンドル』と呼ばれる床暖房が整っているので、冬でも軽装で快適に過ごすことができます。ただし、零下の日が続くと、寒さのためにオンドルのパイプが凍って破裂してしまい、突然オンドルが故障してしまうケースもよくあります。最悪のケースを考えて厚手のコートや防寒用の下着などを準備しておくといいでしょう。また、オンドルの部屋は乾燥しやすいので、寝る前に濡れたタオルなどを枕元に置いておくと加湿器代わりになります。

東京とソウルでの平均最高気温と最低気温の比較
都市名 1月 2月 3月 4月 5月 6月
最高気温
(℃)
ソウル
3.9
7.1
12.2
18.5
23.5
27.2
東京
11.5
11.9
16.5
20.3
22.3
25.3
最低気温
(℃)
ソウル
-2.6
-0.5
3.8
8.9
13.4
18.0
東京
3.4
4.4
8.1
12.4
15.3
18.6

都市名 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温
(℃)
ソウル
29.1
27.4
26.0
17.5
7.8
5.2
東京
31.7
32.1
26.2
22.6
15.2
10.2
最低気温
(℃)
ソウル
22.3
21.6
17.9
9.1
0.8
-1.3
東京
25.1
24.8
20.4
15.5
8.2
4.1

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