韓国留学

韓国の徴兵制度

 韓国の習慣

 近年の韓流ブームで、ずいぶん身近に感じられるようになった韓国ですが、‘似ていて非なり’とはまさにこのこと。ぜひ、渡韓前に相手国の知識を深めて訪問先で失礼のないように行動しましょう。

韓国の徴兵制度

 人気絶頂の20代の韓流スターが、短く切った髪に深々と帽子をかぶり軍の施設に入っていく光景を皆さんもニュースなどで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

 韓国には今現在も、『徴兵制度』があり、19歳から27歳までの健康な男子のは最低2年2ヶ月の軍隊生活を送ることが義務付けられています。19歳になった男子は徴兵検査を受けますが、その際に身体検査などを行い、その結果を元にして等級が定められます。

 もし、そこで何か身体等に問題があれば、その程度により入隊が免除されたり、公益勤務などの任務を任される場合があります。また、大学生の場合は、卒業を待たずに軍隊に入ることも多いため、復学後に同期の女子学生が先に卒業してしまうことも珍しいことではありません。

 兵士の義務期間は通常陸軍で24ヶ月、海軍26ヶ月、空軍27ヶ月となっており、海軍と空軍は志願性になっています。

 このほかにも、兵役の終了後の7年間は『予備軍』と呼ばれる軍事訓練に参加しなければならず、その後も45歳までは『民防衛』と呼ばれる簡単な訓練に参加することが義務づけられていることから、兵役制度は若い韓国の男性の悩みの種になることがしばしばあります。


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