韓国留学

韓国での引越し

 韓国の習慣

 近年の韓流ブームで、ずいぶん身近に感じられるようになった韓国ですが、‘似ていて非なり’とはまさにこのこと。ぜひ、渡韓前に相手国の知識を深めて訪問先で失礼のないように行動しましょう。

韓国での引越し

 韓国では、春と秋が引越しシーズンです。これは引越しがしやすいという季節ということもありますが、『チョンセ』と呼ばれる韓国独自の住宅賃貸システムの契約更新の時期が春と秋に集中しているため、引越しもこれに併せて行われることが多いためです。そのために春と秋は比較的チョンセの物件が探しやすくなっています。

 また、韓国では占いをとても重視する国なので、『ソニオンヌンナル』と呼ばれる引越しをするのに相応しい日が暦の上で決められています。このため『ソニオンヌンナル』の日は、街中の至るところで引越しをする風景を見ることができます。

 なお、引越し業者の電話番号の下4桁は『2424』となっていることが多いのですが、これはハングルの発音で『24』が『イサ』つまり和訳すると『引越し』を意味するからです。引越しが無事に終わると今度は新居や転居先に友人や会社の人を招待する『チプトゥリ』と呼ばれるパーティが行われるのが一般的ですが、この時招待された人は、「泡のように幸せが膨らむように」と洗剤を持っていくという習慣があります。

 ただし、最近はドラム洗濯機用の洗剤を使用するために、一般洗剤を使わない家庭も増えていますので、洗剤を持っていく際には注意が必要です。


Sponsored Link