韓国留学

韓国留学の滞在資金

 韓国での滞在資金

 現在の韓国の物価は、交通費などを除き、日本よりも多少割高に感じることが少なくありません。また、韓国は失業率も高く雇用条件もかなり厳しいので、十分な準備資金がなければ安定した生活を維持するのはかなり困難と言えるでしょう。

 では、ワーキングホリデーで渡韓して生活していくのには一体どのくらいの滞在資金が必要でしょうか。もちろん滞在期間中の活動内容や個人の考え方によって金額も大きく異なってきますが、実際にワーキングホリデーで滞在した人の話を聞くと、少なくとも60万円~100万円程度は準備して行ったほうがいいとのことでした。「備えあれば憂い無し」。万が一に備えて、できるだけ予算は大目に見積もりましょう。

費用の見積もり

往復航空券(3~10万円)

 日本と韓国の往復に必要な航空券の値段は、購入時期や航空会社、旅行会社などによっても異なりますが、一般的に格安航空券で3万円台、正規の航空券でも10万円程度かかります。実際の格安航空券の値段は季節や航空会社で異なりますから格安航空券オンライン予約サイトで調べてください。

 特に格安航空券の場合は払い戻しや搭乗日の変更等ができないことがほとんどですので注意しましょう。

 また、ワーキングホリデーの期間中、一時帰国や第三カ国に出国する予定がある場合には、その回数によって大きく予算が変わってくるので、予算を考える上で注意が必要です。

語学学校の学費(6~13万円)

 ワーキングホリデー・ビザでは、3ヶ月以内ならば語学学校に通学することが可能です。
 語学学校には、大学の付属教育機関や民間の語学学校などがあり費用もまちまちですが、1学期(約3ヶ月)で50~120万ウォン程度が目安です。また、最近は、ソウルやプサンなどの大都市の日韓交流カフェなどで韓国語の勉強会も盛んなので、一時間1,500~3,000円程度で個人レッスンなどを受けることもできます。

住居費(3~6万円)

 どんなところに住むのかによって大きく予算も変わってきますが、一般的な『下宿』や『コシウォン』の場合、1ヶ月で30~50万ウォン程度が目安です※1

※1 住居について

住居に関する詳しい説明は『住まい探し』の欄を参考にして下さい)。

| →下宿(ハスク) |  | → 寄宿舎・ドミトリー・ゲストハウス |
| → ワンルーム  |  | → コシウォン  |

生活費(食費、交通費、日用品代、通信費、交際費、医療費)など(5万円~10万円程度)

 個人の生活スタイルにより、大きく差の出る部分です。一般的な下宿生活の場合は、光熱費と朝晩の食事は含まれますが、ワンルームで自炊をする場合などは、食材や料理道具なども揃える必要があります。

 また、交通費は日本よりも割安ですが、毎日地下鉄やバスに乗る場合には、T-money※2を利用すればさらに節約できます。逆に、トイレットペーパーなどパルプ製品やシャンプーなどの日用品は日本よりも割高ですので無駄遣いしすぎないように注意しましょう。

※2 T-moneyについて

詳しくは、『地下鉄』の『T-money』の欄を参照してください。

| →T-moneyとは |

海外旅行障害保険(1年で10万円程度)

 慣れない異国での生活では何が起こるか分りません。
 海外旅行障害保険に加入していれば現地のスタッフが日本語で対応してくれるので、病気や事故などのまさかの時でも安心です。ぜひ、予算に入れておくことをお勧めします。

その他(20~50万円程度)

 渡韓してすぐにアルバイトが見つかるとは限りません。また、運良く見つかったとしても、アルバイトだけで生活するのは至難の業です。急な用件で現金が必要になることもあるかもしれません。

 いざというときのために予備費を必ず組んでおきましょう。


Sponsored Link