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韓国の食事マナー

 韓国の食事

韓国の食事 韓国では24時間営業しているお店も多いので、食べるところがなくて困るという話はまず聞いたことがありません。むしろ、たくさんあるお店の中からどのお店を選ぶか、そのほうが頭を悩ませるくらいです。

 また、韓国と言えば、『キムチ』や『ビビンバ』など、辛い料理のイメージが強いですが、実際には、韓国は辛い料理だけでなく、‘医食同源’(韓国では‘薬食同源’)の言葉どおり、昔から体に良いと言われているさっぱりとした味の食べ物もたくさんあります。

 ぜひ、いろいろな食べ物にチャレンジしてみましょう。韓国料理の本はこちらに紹介しています。

韓国の食事の際のマナー

韓国の食卓 韓国では食事の際に、『スッカラ』と呼ばれる箸と『スジョ』と呼ばれるスプーンを用います。ご飯やスープ類は主にスプーンで食べるのが一般的で、箸はキムチなどのおかずを食べるときに用います。配膳の仕方は、日本とは逆で、テーブルの向かって左側にご飯、右側にスープ類を置くようにします。

 また、日本ではお味噌汁やご飯を食べるときには茶碗を手に持って箸で食べますが、韓国では茶碗は手に持たずにそのままテーブルの上に置いた状態で、スプーンを使って食べるのがマナーです。器を手に持って食べると失礼にあたりますので注意しましょう。

 この他、もし食べきれないほどの量の料理が出されても無理して全部食べる必要はありません。かえって無理をして全部食べてしまうと料理が足りないというニュアンスになってしまうこともあります。

 なお、『チゲ』(鍋料理)などを食べる際には、鍋テーブルの中央に置いて取り囲むようにして各自のスプーンを直接鍋の中に入れて食べるのが一般的です。一緒に料理を分け合うことにより、親近感も深まるのだとか。

 ただし、近年ではA型肝炎やその他の疫病予防から、取り皿に取り分けて食べる家庭やお店も増えてきています。


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