韓国の結婚式
韓国の習慣
近年の韓流ブームで、ずいぶん身近に感じられるようになった韓国ですが、‘似ていて非なり’とはまさにこのこと。ぜひ、渡韓前に相手国の知識を深めて訪問先で失礼のないように行動しましょう。
韓国の結婚式
韓国人の宗教は、仏教とキリスト教が大半を占めますが、教会や聖堂で結婚式を行うのはもちろんのこと、宗教に関わらず多くの人が日本と同様に結婚式場やホテルなどで盛大にパーティーを開きます。ただし、実際の式自体は長くて30分程度で終わってしまうので、日本のホテルの披露宴スタイルを見慣れている人にはとてもあっけなく感じるかもしれません。
結婚式は日本のように数ヶ月前から出欠の確認をとるようなことはほとんどなく、一般人の結婚式の場合には式に直接招待されていなくても、知り合いであれば飛び入りでの参加することが可能なので、 結婚式の当事者はこうした状況を見据えて大体の出席者の人数を見積もらなければなりません。このため、出席者の数は当日になるまではわからず、通常は200~300人程度、多い時には1000人くらいになることもあります。 会場についたら記帳席があるのでお祝いを渡したあと、空いている席に座って式に出席し、写真撮影が終わったら食事をする会場に移動するのが一般的です。
なお、結婚式場で行われる結婚式では、西洋スタイルの式の後に身内だけで『ペベク』と呼ばれる韓国の伝統的な結婚式が行われることがほとんどです。『ペベク』では韓服に着替えた新郎新婦が両家の両親からお祝いの言葉を頂いたり、 早く子供を授かるようにと『テチュ(なつめの実)』を投げてもらうなどの儀式が続きます。
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